Facebookの企業ページが3月30日より完全リニューアルすることが話題になっています。企業の担当者さんは対応に追われているかと思います。半年くらい前に仕様が変わったばかりなので、IT業界の移り変わりの速さを実感してしまいますね。
本サイトのFacebookページは、というと…。整備しようと思いながらまだまだ改訂中のまま、という状態でした。やっと重い腰をあげて動き始めたところです。
ということで自分の勉強と情報収集の意味も込めて、新しいFacebookページの再構築に向けて、まとめてみたいと思います。
企業・店舗・ブランド向けのFacebookページの仕様が新しくなります。
日本時間2012年の3月1日にFacebookは新しいFacebookページについて概要を発表しました。制作者や管理者にとってはとても大きな改変です。そして仕様が変わるのが速い!Facebookのデザイン関連書籍を半年前くらいに購入しましたが半年でもう使えなくなってしまいました。常に新しい情報を入手しなければいけないところは、Web業界のおもしろいところでもあり、大変なところでもありますね。
では早速今回の変更ポイントです。
大きな変更ポイント
1.カバーデザイン
大きなメイン画像がトップに表示される仕様になります。個人のFacebookページではすでに導入されていたデザインです。カバーデザインのサイズは851 ×315px。今までのいままでのような、露骨な「いいねボタンをクリックしてね」への誘導や、価格や宣伝、URL、メールアドレス掲載はNGだそうです。結構制限が入っています。
>>詳しくは公式ページよりご確認ください(pdf)
2.プロフィール画像
今までのプロフィール画像は正方形から長方形までの幅がありましたが、今回は180×180pxの正方形になります。カバーデザインの上に重ねたように配置されているので、上のfantaのページの様に背景に溶け込むデザインもおもしろいですね。
3.基本情報
企業や店舗の基本情報はコチラに。
4.ページ&アプリ
今まで企業ページなどでウェルカムページと呼ばれるランディングページを設定しているFacebookページがほとんどだったかと思います。初めての訪問してくれた人に誘導できるページとして効果的な導線でしたが今回のリニューアルではこのウェルカムページの表示がなくなります。ウェルカムページはアプリとして登録していましたがそれが「4」の位置に移動されました。ちいさなサムネイルになるので、この誘導は無意味になりそうです。
「4」には、「写真」「いいね!」の他にビデオ、イベント、地図、カスタム・アプリなどが表示できます。
5.タイムライン
こちらがメインページに表示されるタイムライン。投稿がこちらに時系列で表示されるようになります。現在はトライアル期間なので、管理者はプレビュー画面の適用でタイムライン表示に切り替えて編集できます。新デザインの編集が終われば「公開」ボタンで公開することが可能です。2012年3月30日移行は自動的にタイムライン表示に変更されるようなので、今から準備しておくことが必要のようです。
6.ハイライト
タイムライン内の投稿で目立たせたい記事はハイライト。投稿のボックス横幅はフルサイズになって投稿が目立つようになります。ハイライトにするには投稿の右上の星マークをクリックするだけです。
7.記事をトップに固定する
ハイライトよりさらに読んでもらいたい投稿、人気の投稿は、トップに固定することも可能です。リボンのタグがついたページは時系列に埋もれずに上の方に表示されます。
投稿の記事の右上の鉛筆マークをクリックし、「トップに固定」を設定すればOK。操作はとても簡単ですが管理者はいろいろとすべきことがふえましたね…。
企業・個人ページのカバーデザイン参考例
いち早く実装されている企業のタイムラインページ
参考になる個人ページタイムラインデザインのアイディア
企業ページがタイムライン表示になる前に、個人ページがタイムライン表示になりました。個人ページではクリエイティブなアイディア溢れるデザインを制作しているページがたくさんあります。参考になる個人ページをご紹介したいと思います。